目次
離婚を決める前にした方がいいこと
夫と話し合う
嫁姑問題は女性同士の感情が絡んでいるのでとても複雑です。
夫としては女性同士の面倒なトラブルには巻き込まれたくないと考えるものです。
しかし姑問題は嫁にとって毎日のことになるので非常に深刻であり、放っておくと離婚に繋がることも少なくありません。
離婚を決意したら弁護士に相談するのが一番ですが、そうなる前に夫と話し合いをしておくべきでしょう。
夫に仲介して貰い、嫁としての不満とこれからどうしたいかという希望を伝えて貰いましょう。
夫は姑と話し合い、その結果を妻に伝えます。結果についてはきちんと文書にしておくべきです。
姑と距離を置く方法がないか考える
毎日姑に監視されたり小言を言われると嫁にとっては精神的に大きなストレスとなります。
離婚を前提に弁護士に相談する前に、どこまで関係修復の為に努力をしたかも重要となるのです。
姑問題で悩んだ場合、同居しているのならば別居をすることを提案してみましょう。
近場に住んでいるのならば引越も検討に値します。しかし中には夫が姑と離れることに難色を示す場合もあります。
嫁が解決方法を提案しても夫が受け入れない時には、そのことも離婚理由となります。
弁護士に相談する時には嫁として手を尽くしたけれどうまくいかなかった、ということを伝えましょう。
離婚後の生活設計
離婚後には、どちらかが住まいを退去しなければいけません。
また、離婚後の生活費や、子どもがいる場合は養育費の金額を離婚前に話し合って決める必要があります。
このように、離婚後の生活を考えると夫婦で話し合って決めるべきことが多くあります。
夫婦間の話し合いを円滑に進め、離婚後の生活をスムーズに始めるためにも弁護士の手を借りることを検討してみてください。
嫁姑問題で離婚するための2つのポイント
嫁姑が不仲というだけでは離婚できません
姑との不仲だけを理由に夫との離婚を成立させることは難しいです。
離婚を決意された方は、どの様な言動でストレスを感じたのかを記録しておきましょう。
それらを弁護士に確認してもらい、離婚を決定づける理由付けをしてもらいましょう。
離婚するために必要な「離婚事由」
離婚が成立するためには、法律で定められた離婚の原因=離婚事由に該当する事情が必要になります。
姑問題では離婚事由の中の「婚姻を継続しがたい重大な事由」にあたる場合があります。
姑からの嫌がらせ・精神的なストレスなどにより、結婚生活を継続することが難しいと判断されれば離婚が認められる可能性があります。
姑に対して慰謝料請求できる?
姑が妻に対して執拗な嫌がらせやいじめをする行為は、不法行為にあたる可能性が高く、慰謝料請求が可能です。
確実な慰謝料請求を行うためには、証拠を確保しておくことが重要です。
証拠を確保することが大切です
こちらと相手側との主張が食い違った場合や相手が事実を認めない場合は,「証拠」の存在が重要になります。
この点,録音録画やメール、手紙等は有力な証拠になり得ますので,可能であれば保存しておきましょう。
その他,日々の日記等が証拠になることもありますので,録音録画がなくても,それだけで諦める必要はありません。
嫁姑問題で離婚できるのか不安な方は丸の内ソレイユへ
姑からの嫌がらせを受けてつらい思いをされている中、
夫の協力も得られる見込みがないせいで大変苦しい精神的ストレスを感じられている方も多いのではないでしょうか。
姑問題で苦しんでいる方は、離婚も視野に入れた上で一度弁護士にご相談ください。
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