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裁判所からの呼び出し状について
離婚調停を申立てられたとき、相手の「離婚したい」という意志はとても固い場合が多いです。
離婚調停は、第三者を挟んだ話し合いをする場になるため、
あなたのパートナーは、自分たちだけで離婚について話し合うことは難しいと考えているでしょう。
記載されている内容
この記事では、離婚調停を申立てられたときに気を付けること、指定された調停日に出席できない場合、調停日までにすべきこと、について触れています。
呼び出しを無視した場合の3つのデメリット
裁判の際に不利になる可能性があります
離婚の裁判は、調停が不成立となった場合に行われます。
裁判になれば最終的には判決で、離婚の可否や条件が決まるのですが、
その際に「調停の呼び出しを無視していた」という点は事実として残ります。
このため、呼び出しを無視し続けることは、裁判の判決に不利になる要素を含むことになりますからやめましょう。
親権決定への影響がある場合があります
お子さんがまだ未成年で、離婚後に親権や監護権について争っていくような場合、
離婚調停を無視、欠席し続けた場合には、親権者・監護者としての適格性が疑われる要因にもなり得ます。
子供の将来について、生活についての話し合いを無視している態度にもとられますので、気を付けて下さい。
婚姻費用の審判手続きで不利になります
離婚調停に併せて婚姻費用の請求がなされている場合,話合いができないときは,
自動的に審判手続きに移行することになります。
つまり、あなたが無視をして、欠席をしてしまった場合に、あなたの言い分が裁判所に伝わらず、
申立人の言い分だけを聞いて、婚姻費用分担請求の判断がなされることになるのです。
また、正当な理由の無い欠席に対し,裁判所は「過料」という金銭制裁もできます。
(もっとも,実際には過料の制裁が課されるケースはほとんどありません。)
無視してしまった場合にすべきこと
離婚調停の呼び出しの文書は手渡しとなっているため、
「無視をしたのではなく、気が付かなった」という言い訳は通用しません。
もしも、反応をせずに、調停期日を無断で欠席したり、何もせずに無視をしてしまっていると、
話し合いでの解決の余地がないということで、調停不成立となり、相手方から訴訟を申し立てられる可能性があります。
もしも、そのまま放置してしまった場合、すぐに弁護士に相談してください。
指定された調停日に出席できない場合
決められた離婚調停期日に出席できないからといって無視をしてはいけません。
通常、1回目の調停期日は、申立人の都合で決まっていることが多いため、きちんと事情を説明して、
調停期日を日程変更するなり、次回からの出席にするなどの手配ができます。
弁護士に依頼する予定がある場合は、その旨もきちんと伝えましょう。
いずれにせよ、呼び出しが来ているのをただ無視するということは避けてください。
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